カブトムシを捕まえよう!その前に準備すること!
夏になると出てくるカブトムシ。子供がいる、特に男の子がいるご家庭は一度は「飼ってみたい」と子供に言われた経験ありませんか?私もそんな中の一人です。しかし私自身、生き物は好きですが虫はちょっと苦手…
でも子供に言われるがまま、少し飼うつもりでカブトムシを捕りにいきました。そう、数匹だけの約束で行ってみたのです…
そんなに飼うつもりはないと子供に伝えましたが、一度捕まえてしまったカブトムシを手放したくないとごねるごねる…
ほとんど初めての飼育でしたが、成体捕獲→卵→幼虫→成虫へ!無事に一年を通して親から子供の世代まで育てきることに成功しました!
カブトムシの生態について
夏になるとよく耳にする”カブトムシ”ですが、ペットとして飼う場合、市販されている昆虫ゼリーをよく食べている姿を思い浮かべます。
最近は時期になるとホームセンターなどで1匹1,000円程度で販売されています。買ってしまえばすぐに飼育して観察できますが、子供がいるご家庭では捕まえる楽しみも味わいたいところですよね。
そんなカブトムシについて、野生化ではいったいどんな生活をしているのか調べてみました!
成虫として野生化で見られる時期
カブトムシが成虫としてよく見られる時期は、6月~9月ころまでです。中でも7月中~末頃が一番よく見られます。毎年の気温や地域で若干異なりますが、私の住んでいる北日本では7月後半が一番よく見られました。8月になっても採集できました。
私たち家族も子供がカブトムシを欲しがったため、2025年7月頃にカブトムシを捕まえに行き、無事にたくさんのカブトムシを採集することができました。さらに8月のお盆時期にも自宅前でバーベキューをしていたところ、大きなメスのカブトムシがどこからか飛んできました。
すごく大きな羽音で、おそらくバーベキューの時に照らしていた大型のライトに向けて飛んできたのだと思いますが、運悪くバチン!と大きな音を立てて子供の腕に激突してしまい、子供が大泣きしてしまいました。
腕が痛かったのと黒くて大きな虫が腕にぶつかったのが怖かったみたいです。
自宅前でカブトムシを見つけたことがなかったので、みんなとても驚いたことを記憶しています。(息子はまた見つけた!と大喜びで自宅の飼育ケースに仲間入りさせていましたが…泣)
そんなこんなで2025年は10匹以上のカブトムシを捕まえることができました!9月ころでもカブトムシは見かけますが、野生化では弱った状態で見つかることが多いです。
そのため、カブトムシを見つけられる時期は6~9月頃ですが、カブトムシ採集としておすすめの時期は7月~8月中旬になります!
カブトムシは夜行性!好む木は?
知っている人も多いかと思いますが、カブトムシは夜行性です。夏場の17時ころから徐々に活動し、19~20時ころが最も発見しやすい時間帯です。
早朝の日が出始めるころも良く見つかるそうです。雨の日や天気のあまりよくない日ではなく、晴れて蒸し暑い日が最もカブトムシを見つけるのにおすすめの日です。
- クヌギ…丸みのあるどんぐりがなる。黒っぽくゴツゴツとした樹の肌
- コナラ…細長いどんぐりがなる。白っぽく縦線の多い樹の肌
- シマトネリコ…樹皮が薄く、傷をつけると樹液がよく出る。虫が好む木
- ヤナギ…河川付近でよく見かける木。全国的にもよく見かける。
- オニグルミ…秋にくるみを落とすクルミの木
カブトムシが好む木はこのほかにも数多くありますが、コンビニや街頭の近くにいることも多いですよ!
カブトムシは光に集まる?
カブトムシの目は”複眼”という1500個ほどのレンズが集まった目を左右に持っています。そんなにたくさんのレンズがあれば目が良いのかと思われがちですが、実はほとんど目が見えていません。
動くものや光の明るさや暗さといったものを見分けるのだそうです。ではどうやって移動しているのでしょうか?
具体的には真上からくる月明りに対して90度(直角)に飛ぶことで、地面と水平に飛ぶそうです。カブトムシの中では月明りが方位磁石のような役割を担っているそうです。
その月明りですが、実は紫外線を含んでいます。カブトムシは紫外線と明かりに反応して何もない森の中を移動しているのです。
紫外線と明かりに反応する、ということは…!
答えは△です!
昔はそういった外の明かりには蛍光灯などの紫外線を多く含むものが使われていました。そのためキャンプ地などでは街頭にカブトムシを含めた多くの虫が集まっていて昆虫採集するのに困りませんでした。
しかし近年ではそういった蛍光灯が環境や健康に害があるとして、2027年末までに段階的に廃止されます。そう、徐々に紫外線の少ないLEDに変更されていくのです。
私たち家族もカブトムシを探すために近所の街頭めがけて夜に散歩してみましたが、やはりLEDに変えた街頭には小型の虫が少しいる程度で中型・大型の虫はほとんど見られませんでした。
逆に、まだLEDに変更していない街頭には、遠くから見てわかるくらいたくさんの虫が飛び回っていました!自然の多い街なのでカブトムシも多く、あっという間にたくさん捕まえることができましたよ!
カブトムシもそうですが、ほかの夜行性で光に反応する虫を捕まえに行くときは、そういった明かりのまわりをよく探してみるとよいですね!
カブトムシの触覚について
カブトムシには2本の触覚があります。目元付近にあり、よく左右の触覚をピコピコ動かしています。
では一体なぜこのような触覚があるのでしょうか。
カブトムシは目が悪いと先ほど言いましたが、その目の悪さをカバーできるのがこの触覚になります。
樹液や交尾相手を探すときのフェロモンを感知したり、風の動きや鳥などの天敵から出る振動をキャッチする役割を持っています。
目が悪いだけに触覚がしっかりとカバーしてくれるようですね!
捕まえるポイント
カブトムシはどこにいるの?
先ほどはカブトムシの生態についてお話しましたが、では実際にカブトムシを捕まえるためにはどこを探せばよいのでしょうか?
カブトムシは日中は隠れているため、昼間のうちにカブトムシがいそうな木を探してみましょう!
カブトムシが好む木は、クヌギ・コナラ・シマトネリコ・ヤナギ・オニグルミです!
7~8月ころの19~20時、これらの木がありまだLEDに交換していない明かりがあればカブトムシがいる確率はかなり高いです!
また、いそうな場所にバナナや紫外線トラップを仕掛けておいても良いかもしれません!
カブトムシ捕獲のための持ち物・服装
カブトムシを捕獲するために夜間に外を歩き回ると、ほかの野生動物や危険な虫に遭遇することも考えられます。
どこにカブトムシを捕まえに行くかにもよりますが、自然が多ければ多いほどほかの生き物が多く生息していますので、少し注意が必要です。
- 長袖・長ズボン
- 長靴or運動靴
- 首掛けタオル
- 小さいお子さんには軍手
- 虫かご
- 虫取り網
- 懐中電灯
- 救急セット(消毒や虫刺され薬など)
服装のポイントはダニや刺す系の虫から身を守るために暑くても露出を減らしてください。もし蛇が出るような地域でしたら、長くつのほうが良いかもしれません。
最近は熊が各地で出没しています。熊は昼に行動する生き物ですが、エサや人間を避けて夜に行動する個体もいます。熊の毛色は黒いので夜遭遇した場合ほとんど見えませんので出没地域には行かないようにしてください!
また、カブトムシの足はかぎづめのような形になっています。直接肌に当たると血が出たり痛みが出ますので、小さなお子様は肌が触れないように軍手を持っていくとケガ防止になります。
持ち物のポイントは、虫かごは必須です!カブトムシは飛ぶ生き物ですので、捕まえてただの箱に入れただけだと移動すると車内でパニックが起きます(笑)
虫取り網は基本的に使いませんが、少し遠くの木にいるか高いところにいた場合便利です。懐中電灯ですが、できるだけ遠くのものを照らせるくらい明るいものを選びましょう!
以前出かけたとき、家にあった適当な懐中電灯を持っていきましたが、明かりが弱くて何の意味もありませんでした。LEDなどの遠くを照らせるものを持っていきましょう。
また。懐中電灯だけでなくヘッドライトだと見る方向を照らせるだけでなく、両手が使えるのでとても便利です。
大人におすすめのヘッドライトはこちら!頭の周囲のバンドだけでなく、3方向ベルトだと安定感が全然違います。せっかく買うならベルトの安定感もチェックしてみてください。
子供にもヘッドライトがおすすめですが、なかなか子供がつけられるもので良い商品を探すのは難しいです。よく動くのでずり落ちてしまうことが多く、子供にはヘッドライトよりも肩やリュックにつけられるものが使いやすいです!
寿命が短いサイン
元気な個体は見てわかる!
カブトムシはパワーがかなりあるので、ひっくり返った時や天敵がいるときなど攻撃態勢に入り、力強く動き回ります。
一方で弱っている個体は、動きが極端に減る、ひっくり返っても動きが鈍い、何かにつかまってもすぐに落ちてしまうなど、元気な時とは全然違います。
成虫の寿命は1~3か月と言われていますので、卵を産んだり天敵に襲われる、エサが取れないなど様々な要因で弱ってしまいます。
カブトムシを捕りに行くときは、7~8月ころを目安に元気な個体を捕まえに行きましょう!
飼育する場合
どれくらい飼うかで飼育ケースが変わる
メスを3匹ほど飼うのであればコバエシャッターの中サイズで問題ないと思います。カブトムシを飼う時に地味にストレスになるのがコバエ。かなりうっとうしいです。そんなコバエの悩みを軽減してくれるのがこのコバエシャッター!大中小とサイズが豊富なので、様々な虫を飼うことができます。
メスは数匹一緒に入れても、ゼリーを複数用意すればそんなに問題ではありませんが、オスの場合は別です。オスは縄張り争いやメスを求めて交尾活動をするため、基本的にオス1匹に対して1ケース必要です。先ほどのコバエシャッター小で問題ないです。
大きなケースでインセクタリムを楽しむならコバエシャッターの大がおすすめです!
オスは同じケースで複数飼育できない
私たちはオス2匹を同じかごに入れて、個体の大きさがありましたが広さがあるので大丈夫だと思っていました。
しかしとある夜、カブトムシの様子を見に行くと…
なんと小さいほうのオスに大きいほうのオスが交尾しているではないですか!どうやって引きはがせばよいのか調べてみましたが、無理に引きはがすと下になっている個体の内臓が傷つき弱ってしまうらしい。
しかたなく急遽飼育ケースを用意して別々に飼育しましたが、そもそもオス同士で交尾すること自体が内臓を傷つけてしまうので手遅れでした。
その後みるみる弱ってしまい、しばらくしたのちに死んでしまいました。
カブトムシを飼育するうえで事前に調べて飼育ケースを充実させたりと、いろいろなことを子供たちと行っていましたが、そんなことが起きるとは想定外で子供たちもショックを受けていました。
後で調べた結果、体の小さいオスは他のオスからするとメスだと勘違いしてしまうことがあるのだそうです。
意外と飼育スペースをとる
カブトムシを飼育するときは、風通しの良い日陰で23~28度以下が好ましいです。さらに数匹飼育するとなるとラックや棚など重ねておけるような場所が必要です。
床においても良いかもしれませんが、歩くときの振動などダイレクトに飼育ケースに伝わるのであまりおすすめできません。
飼育ケースが大きいとラック1段1ケースというように使うので、思ったより場所が必要です。1匹しか飼育しないのであればケースも小さくて良いのでそれほど場所をとりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。子供時代一度は飼いたいと思ったカブトムシ…
昔は日本にあまりいませんでしたが、各地で見られるようになってきました。クワガタとは違い指を挟まず、迫力のあるボディが人気です。
うまく飼育できれば、卵や幼虫時代も飼育でき一年を通して成長過程を見守ることができますよ!


